サウジアラビアの危険情報【一部地域の危険レベル引上げ】

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ただし、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、サウジアラビアの上記地域へ滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。

●ナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯以外の全て及びバーハ州

●10月15日、サウジアラビア主導連合軍は、10月7日以降のイエメンのホーシー派の攻撃により、リヤドの空港で計17人が死亡、333人が負傷し、アブハ-空港で計3人が死亡、28人が負傷したと発表しました。また、10月22日にも、東部州の国際空港及び石油施設に対する攻撃が発生し、計3人が死亡、10人が負傷したとの発表がサウジ当局からなされました。ホーシー派は、今後もサウジアラビア領内への作戦を継続する旨発表しています。ホーシー派によるサウジアラビアへの攻撃や、イエメン国内における戦闘は、今後も継続する可能性があり、情勢の先行きは依然として不透明です。

●こうした情勢を踏まえ、リヤド州、東部州、マッカ州、マディーナ州、ナジュラーン州、アシール州、バーハ州、ジャーザーン州の全てを危険レベル3(渡航中止勧告)とします。

ただし、リヤド州、東部州、マッカ州、マディーナ州の4州については、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、同4州に滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。

●また、10月9日付スポット情報「イエメンのホーシー派によるサウジアラビアへの攻撃に伴う注意喚起(10月9日時点)」及び10月14日付及び今回改定の危険情報で、当面の間、真に必要のある場合を除き、サウジアラビア国内の空港の利用や空港に近づくことは厳に避けるよう注意喚起しています。本危険情報は、今回引き上げた危険レベル3地域に滞在する方に、陸路利用の場合を含めて、直ちに出国を勧めるものではありません。今後、状況が改善する場合も、空路や陸路での出国を検討する場合には、事前に最新の状況をよく確認するとともに、必要に応じて現地の日本国大使館や日本国総領事館にご相談ください。

●危険レベル3(渡航中止勧告)としている南部のナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州、バーハ州への渡航は、目的のいかんを問わず止めてください。

●危険レベル2(不要不急の渡航中止)としている州への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、複数の情報源から最新の情報の入手に努め、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。

●エネルギー関連施設、軍事関係施設(基地以外の建物を含む)等には近づかないでください。これらの施設については、遠方からであっても写真や動画の撮影を行わない等、慎重な行動を心掛けてください。

●お困りの方は、在サウジアラビア日本国大使館、在ジッダ日本国総領事館又は外務省領事局にご連絡ください。

(2)サウジアラビアでは、2015年以降、テロ事件の発生数は減少傾向にありますが、引き続きテロへの警戒が必要です。近年では、2021年12月、ジッダで自動車レース「ダカール・ラリー」に参加したフランス関係者の車両が爆発する事件が発生したほか、2023年6月、在ジッダ米国総領事館近くの銃撃事件で同領事館警備員が死亡する事件が発生しています。

(3)隣国イエメンでは、2015年3月以降、サウジアラビア主導の有志連合軍によるホーシー派支配地域への空爆が継続してきました。これに対し、ホーシー派は、サウジアラビアの石油施設や空港、船舶等を標的に、ミサイルやドローン等による越境攻撃を行い、サウジアラビア国内でも民間人を含む死傷者が発生しました。2022年4月に停戦が成立して以降、本格的な戦闘は停止していましたが、イラン情勢を背景に、2026年7月以降、ホーシー派からサウジアラビアに対する攻撃が継続的に発生しています。

(4)2026年10月4日、イエメン正統政府のアリーミー大統領評議会議長がホーシー派に対する軍事行動の開始を正式に表明し、同日、サウジアラビア政府主導の連合軍もイエメン国軍への全面的な作戦支援を継続すると発表しました。これに伴い、ホーシー派はサウジアラビアに対する攻撃を強めています。

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